FUSiONってどんな団体?
この記事はCanSatチームFUSiONのアドベントカレンダー2023,1日目(12月3日)の記事です.
はじめまして!
FUSiONで現在進行しているプロジェクトのPMをしているSeigama(仮)です。
12/25のクリスマスまでアドベントカレンダーという形で、FUSiONでの活動や小話などを毎日更新していきたいと思っています。
技術的な内容など堅い話だけではなく、メンバー個人の体験談などユルい雰囲気で更新できたらなと思っています!ぜひアドカレを通して、”CanSatの大会などでよく見かけるけど、いまいちよくわからない団体"であるFUSiONについて知っていただければ幸いです。
ということで、第1回はFUSiONという団体について説明したいと思います。
1.FUSiONとは
以下はFUSiONのアドミッションポリシーです。
FUSiONは宇宙開発(特に衛星開発やローバー開発の分野)を切り拓く優れた人材を持続的に輩出することを使命としています。この使命をもとに宇宙開発の学生団体のなかで常に最前線を走り続け、常にチャレンジャーであるという自覚を持ちながら日々活動を行っています。(FUSiON秋の募集要項より抜粋)
このようにFUSiONでは新しいことに挑戦し続ける姿勢を忘れずに日々の活動を行っています。
本団体はオンラインでの開発がベースであるというのが特徴的だと思います(実はPMもまだ直接会ったことがないプロジェクトメンバーがいます笑)。オンライン開発にはメリット・デメリットがあると思いますが、私たちの活動を通してオンラインベースの活動形態の実際というものを広めていきたいと感じております。
FUSiONは半期ごとに活動をナンバリングしており、2022年3月実施の種コンをmission1とし、現在進行形で進んでいるmission5に繋がっています(もう団体できて2年半とかになるのか...)。
集まるメンバーはすごい個性的です。各団体や研究室で経験を積んだ人が開発の中心に立って、知識を深めあいながらの活動をしています。モチベーションはあるけどこれから技術を身につけたいという人も募集できるようにと研修生システムも導入しました。そんなこんなで高校生〜大学院生と年齢の幅広がりました。また、オンライン開発ということで海外からの参加もありました。学んでいる学問も工学だけでなく理学の人など多岐に渡ります。
本当に"持続的な"モチベーションがあれば活躍できると思います。ぜひ募集要項を覗いてみてください!(もうすぐ冬の募集も始めます)
2.FUSiON誕生秘話(現PM目線)
さて、ここまでちょっと堅苦しい内容になってしまいましたが、最近CanSatの大会でよく見かける謎の団体FUSiONはどのようにして誕生したのか。その誕生秘話を現PM目線ご紹介したいと思います。といっても現PMも初期プロジェクトのメンバーではありますが、参加した段階ですでに4名ほど先客がいたので私が参加する以前の話はできません...
〜あれは1年生の秋の話〜
私は大学でのサークル活動としてハイブリッドロケット開発をしているのですが、その研修としてCanSatを製作していました。残念ながらイベントの日程変更などの都合により大会には出場できませんでしたが、CanSatを作る経験というものをここで積むことができました。
そんなある日、別件で仲が良かったK君(初代FUSiON PM)が高校の時の友人とCanSatを作りたいので相談に乗って欲しいと言われたので、個人LINEで相談に乗っていました。そしたらいつの間にかLINEグループに招待されていて...いつの間にかプロジェクトメンバーになっていました笑(実はこの時の記憶がほとんどないんですよね。でも新鮮な活動で面白そうだなとは思っていました)
そこから団体の名前を決めようということになりましたが、まあ悩みましたよ笑。各所属大学の頭文字を取ったり、メンバーの頭文字を取ったり...でもいまいちパッとしませんでした。そして候補にとあるCADソフトの名前が上がった時(そうですFusion360です)、これがいいと意見が一致しました。色々な地域から集まって、背景も性格もみんなバラバラ。でもそのメンバーで一つのものを作り上げる。それがFusionという単語に含まれてる気がしてしっくりきました。ちなみにですがFUSiONの"i"は小文字です。なぜそうなったか忘れましたが小文字です。間違えないようにしてください。
さらにもう一人メンバーを加えて6人体制で種コンに向けて動き出しました。
実はmission1の種コンだけ出場する予定でこの団体は設立したのですが、大会がオンライン開催となってしまい不完全燃焼だったので、その年のARLISSも目指すようになり...団体が存続する形となりました。
これがFUSiONの始まりです。
3.宇宙品質OBC製作プロジェクトについて
現在、私たちはCanSat・CubeSat両用の宇宙品質OBCの完成を目指し、日々の活動に取り組んでいます。このプロジェクトでは2024年に行われる種子島ロケットコンテストおよびARLISSに出場し、自作OBCがCanSatでどれほど活躍できるのかどうかの実証をしていきたいと思っています。
といっても、ここでお話しし過ぎてしまうと第2回のブログで書く内容がなくなってしまうのでこのプロジェクトについて詳しく知りたいなという人は明日(12/4)の更新をお待ちください。
次回更新にどのように繋げればいいのかよくわからないので、このような形で第1回目の投稿は終わらせていただきます。
12/25まで毎日更新するので(たぶん、いや絶対)、見逃さないように毎日投稿チェックをお願いします!ではまた明日〜